とかちについて
〇とかちの気候
北海道の東側に位置する十勝地方の気候は「とかち晴れ」と言われるほど、全国的にも有数の日照時間に恵まれた地域であり年間降水量が少なく、晴れの日が多いのが特徴です。写真にもあるように日高山脈が十勝全体に広がっており、雨雲を遮っています。
日本一寒い町と言われる十勝の陸別町では冬の最低気温が-30℃を下回る反面、帯広市では2019年に最高気温38.8℃を記録しており、年間の温度差が60℃以上にもなる地域が十勝です。
そんな十勝の10月の気温は下記の通りです。
最低気温: 4℃(東京:17℃)
気温だけを見ると東京の冬(2月~3月くらい)と同じ気温になります。
そのため日中はセーターやジャケット、薄手のコートなどをご用意ください。
夜間は手袋やマフラーなどの防寒対策を行いながら、帯広観光をお楽しみください。
〇とかちの食べ物
十勝の食料自給率は驚異の1200%となっており、日本の食料庫とも呼ばれています。
お菓子の元となる小豆・大豆・小麦などの穀物や牛乳、砂糖などが多く生産されており、北海道を代表する「六花亭」や「柳月」や「クランベリー」などのお菓子メーカーの本社が十勝に揃っています。
また、名物である「豚丼」は帯広が発祥とされており、毎日行列ができるほどの名店が数多く揃っています。
そのほか、十勝地方限定(一部釧路にも店舗あり)のカレーチェーン店である「インデアン」は地元民に大人気のカレーチェーン店で、テレビでも頻繁に紹介されるほどの大人気ぶりです。他のカレー店では味わえない、安くておいしい地元民のソウルフードをぜひ味わってみてください!
さらに、夜になると「北の屋台」と呼ばれる屋台街が盛り上がり始めます。十勝の食材を使った屋台がたくさん並ぶ名所です。屋台ごとにビニール等で囲まれているため、冬でも寒くありません!お酒好きの方はぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
十勝の自慢の味を、ぜひともこの機会にご賞味ください!
〇とかちの観光
十勝は本州よりも一足早く紅葉シーズンが始まります。毎年10月中旬~下旬にかけて見頃を迎えます。
市内だけでも、緑ヶ丘公園・とてっぽ通りなどの名所が多く揃っています。少し足を伸ばすと岩内仙峡や足寄町のオンネトー、上士幌町の三国峠、中札内村のピョウタンの滝、鹿追町の福原山荘など名所が数多く存在しています。
紅葉地以外にも十勝はさまざまな観光スポットが豊富です。
上士幌町にある幻の橋と呼ばれるタウシュベツや、体重1トンの馬が順位を競う大迫力で世界唯一のばんえい競馬、「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズで有名になった愛国駅と幸福駅などたくさんの観光地に恵まれています。
また、NHK連続テレビ小説の記念すべき第100作目の舞台として十勝が選ばれました!
帯広市の真鍋庭園ではロケに使用された家などのセットが展示公開中です。
タイトルはとかち晴れにふさわしい「なつぞら」。2019年4月~9月まで放送されました。戦争で両親を失った少女「なつ」が十勝の大自然でたくましく成長し、アニメーターを目指す夢と冒険、愛と感動の物語。
「なつ」が体験した十勝の大自然を皆さんもぜひ体験してみてください!
<「なつぞら」を体験できるモデルコースはこちら>
<NHK「なつぞら」公式サイトはこちら>
ぜひこの機会に十勝の名所を訪れてみてはいかがでしょうか。詳細は帯広市の観光公式サイトからご確認ください!