北海道帯広市の神経精神科・内科「医療法人社団博仁会 大江病院」

医療法人社団博仁会 大江病院

入院のご案内

入院の形態について

当院のような精神科への入院には、いくつかの形態があります。
これは、皆さんが安心して治療を受けられるようにつくられたものです。
下記に主な二つの入院形態についてご説明いたします。

任意入院
医師の診察の結果、入院の必要性があり、病気の内容や入院治療についての説明を受けて、患者さんが納得した上で入院治療をお受けになる場合です。
医療保護入院
医師(指定医)の診察の結果、入院の必要性があり病気の内容や入院治療に対する説明に納得されない場合で、入院して治療を受けなければ病気が悪化し、ご家庭や社会的な関係等で患者さんの状況が悪くなると判断された場合には、ご家族等の同意により入院治療を受けていただく形態です。

平成26年4月1日に精神保健福祉法が改正され、医療保護入院を中心に主に以下の制度が変わりました。

①保護者制度が廃止されました
  • これまでの、家族の1人が特別に「保護者」とされる制度が廃止されました。
  • 今後、医療保護入院の手続では、家族又は後見人・保佐人のいずれかが入院の同意をすることとなります。
②医療保護入院の方への退院支援が制度化されました
  • 退院支援の担当者(退院後生活環境相談員)が医療保護入院の方1人につき1人決められます。
  • 退院後生活環境相談員にご相談いただければ、退院後に利用したい障害福祉サービスや介護サービスについて、地域の事業者(地域援助事業者)をご紹介します。
  • 入院時に決めた入院期聞が過ぎるときに、引き続き入院が必要かどうかや退院に向けての取組などについて、委員会(医療保護入院者退院支援委員会)で議論します。
  • ※希望すれば、ご本人、ご家族の方などが委員会ヘ出席することができます。(ただし、場合により出席できない場合があります。)

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